※クイックチャージfはQCと略します
USB Power DeliveryはUSB-PDと略します
7台目の物は到着後電源が入らずテスト不能となり記事は断念
辛うじてたまたま電源が入った時にUSB-PDのPDOを呼び出してUSB-PD 5V2Aと出たので規格違反品とだけわかりました
今回の物は10000mAh Power Delivery/ワイヤレス充電規格対応のAiDEAZ Power Origin Airを購入しました
購入はAmazon.co.jpにてAideaz JP販売の物を1650円で購入しました
本体外装が使いまわしな気がしますが…
ウリは多分ワイヤレス充電だと思います
ウリは多分ワイヤレス充電だと思います
要約すると
×最大出力は18Wとあるが16W程度でシャットダウンする
×USB-PD 5Vは2A出力の規格違反仕様
×ワイヤレス充電は位置が凄くシビア
×蓄電が遅すぎる
△内蔵容量が表記に対して多すぎる
〇容量比では軽い
PSEマークなし?飾り帯にPSEシールあり
赤文字部分は実機を調べて違った所です
記事内ではOrigin Airと呼称します
大きさはAnker PowerCore 10000QCと同じ大きさで厚さが2mm程厚いです
表面は艶消し黒でブランドロゴが刻印してあります
本体外装には紙の帯が付いておりワイヤレス充電のマークがあります
本体外装に目印をシールで貼れば良いような…
紙の帯は飾りでは無く本体の一部らしいです
ハード側も問題がありました
SWITCHのアダプタはリセットが掛かり使えませんでした
出力はUSB-C端子側とUSB-A端子側の出力を計測
USB-C端子側はUSB-PDの出力でPDと記載
PD,QCとも18Wでの出力が出来ず実負荷での計測が不可能です
QC急速充電時の電圧を監視して変動追従出来る機器にて計測しました(モバイルバッテリーです)
空から満充電までの時間は説明書等の記載通り約4時間です
10000mAhクラスの物としては充電時間が掛かりすぎですが…後に理由がわかります
約3時間で80%まで充電されています
早く急ぐ時は3時間で十分な量が蓄電されています
入出力電圧別の効率について
蓄電量は記載の36WhとしてUSB-A側で変換率を出します
入力効率がかなり悪いです
出力効率もかなり良すぎです
恐らく容量詐称ですが記載より内蔵容量が多いです
入出力効率から逆算すると10~15%多いと思われます
仮定の数値を41.4Whで見ると5Vでの効率は入力89.9%出力%84.3になります
多い場合は記載より出力出来るから良いという本や記事を見ます
多くてもダメですからね
私の所有する個体自体の問題や不具合又は故障の可能性もあります
参考程度に読んでください
内蔵容量が記載よりも多い
情報誌は電気の事きちんとわかって書いていない人もいます
あまり鵜呑みにせず使えるか使えないかで判断するのが良い物を見つける近道です
残念な事に容量記載を少なく表記するようになったのは我々使用者の計測間違いが元になっています
電気の事を全く分かっていない人たちが5VのUSBテスターで計測した積算電流量のみで比較するおかしな人たちを誤魔化す為に生み出された容量詐称の典型機です
良く見ると思いますがテンプレを記載しておきます
なんかよくわかりませんが記載の6割出れば良い方らしいです
コレは7割程度出ているので効率が良く長く使えます
よく見ますよね?
わかっていない人たちは何故かモバイルバッテリーの蓄電入力の計測をしません
簡単に騙せて多く出力出来るという良いレビューを書いてもらえるイカした設計です
私も色んなブログや記事を見ますが入力効率を書いてある記事は滅多に見ません
特に見やすい記事やYoutubeでは入力効率は今の所書いてある物には出会ってはいません
容量が多い欠点はモバイルバッテリー本体の充電時間が長くなります
Origin Airの同クラスの他のモバイルバッテリーは3時間30分で充電が終わるのが普通です
1割容量が増えると充電時間も1割増えます
3時間30分とした場合1割の時間は21分にもなります
Origin Airは10~15%程容量が多いと思われるので充電時間も約20~30分長くなります
他の機種での標準充電時間の3時間30分より30分も遅い約4時間となっています
2000円以下の物は色んな意味で変わったものがありますね
そもそもモバイル用途で静止して使うワイヤレス充電は必要ないと思います
ワイヤレスモバイルバッテリーにバンドゴムでスマートフォンを縛り付ける人がいましたが手間掛かって面倒じゃないですかね?
ケーブルで繋いだ方が充電も速いです
ほとんどの機種では充電端子が壊れる前にスマートフォンの内蔵バッテリーがダメになります
ワイヤレスで端子保護以外は意味ないと思います
多分引き続き探してます…続く
×USB-PD 5Vは2A出力の規格違反仕様
×ワイヤレス充電は位置が凄くシビア
×蓄電が遅すぎる
△内蔵容量が表記に対して多すぎる
〇容量比では軽い
目次
仕様
型番 | ID1001 |
---|---|
内蔵バッテリー | 10000mAh / 36Wh |
充電入力電圧/電流 | USB-C DC 5V/2A 9V/2A 18W MAX USB Micro-B DC 5V/2A 9V/2A 18W MAX |
USB出力電圧/電流 | USB-C DC 5V/2A 9V/2A 12V/1.5A 18W MAX USB-A DC 5-6V/3A 6-9V/2A 9-12V/1.5A 18W MAX Wireless 5W MAX |
充電時間 | 約4時間(急速充電器使用時) |
外寸 | 105×62×24mm |
質量 | 212g(実測 215g) |
付属品 | USB Type-A to Cケーブル,ポーチ |
PSEマークなし?飾り帯にPSEシールあり
赤文字部分は実機を調べて違った所です
記事内ではOrigin Airと呼称します
サイズや重さ
大きさはAnker PowerCore 10000QCと同じ大きさで厚さが2mm程厚いです
Wireless用の給電コイルの分だけ厚くなっています
本体表記部分
入力表記はTYPE-CとMicro-Bで同一に記載されています
PSEマークの表示はありません…で9良いのかな?
まさかとは思いますが本体についてきた紙の帯(簡単に外れる)に貼ってあるPSEのシールじゃないとは思いますが
どのみち社名表示が無い時点で駄目なんですけどね
まさかとは思いますが本体についてきた紙の帯(簡単に外れる)に貼ってあるPSEのシールじゃないとは思いますが
どのみち社名表示が無い時点で駄目なんですけどね
デザイン等
表面は艶消し黒でブランドロゴが刻印してあります
本体外装には紙の帯が付いておりワイヤレス充電のマークがあります
本体外装に目印をシールで貼れば良いような…
紙の帯は飾りでは無く本体の一部らしいです
残量表示は数値です
急速充電規格表示は入出力時にQC又はPDモード時に該当する部分が点灯します
ワイヤレス充電を使用する時は側面のスイッチを押してからOrigin Airの上面に置きます
動作中はUSB-A端子付近にあるインジゲーターが点灯します
真ん中はUSB-A出力端子でクイックチャージ充電規格の他ファーウェイの急速充電規格に対応
USB-AとUSB-Cの対応充電規格は同一でAuto Enumerateの通りです
本来はUSB-C側はUSB-PD規格対応であればPD以外にも対応してはいけない事になっていますが…私は利便性優先で良いと思います
USB-PDは説明書や本体記載と違い5Vは2Aしかありません…
表記と違う時点で論外ですがUSB-PDの出力の規格に沿っていません
USB-PDで18W出力出来る物は5V 3Aと9V 2Aが規格で必須と定められています
PD,QC出力は16W以上は不可能
ハード側も問題がありました
急速充電出力は最大18Wのはずが15Wを超えると不安定になり16Wを超えるとシャットダウンします
私の個体は問い合わせ後不良品として処理されましたが…多分正常品です
アマゾンの書き込みでもUSB-PD接続にて機器に繋いだ直後数秒で給電が止まるとあるので最大出力の18Wで引っ張ろうとしてシャットダウンしているだけだと思います
計測値の決定は私か使っている追従負荷機器から算定しました
詳しいことは後述します
従来のUSB TYPE-Aの充電器での受電は最大で5V1.9Aで受電出来ます
入出力の実効値
出力はUSB-C端子側とUSB-A端子側の出力を計測
USB-C端子側はUSB-PDの出力でPDと記載
USB-A端子側はクイックチャージの出力でQCと記載します
出力負荷 [VA] | 平均電圧 [V] | 電力量 [Wh] | 容量 [mAh] | 出力時間 [h:m:s] | |
---|---|---|---|---|---|
PD12V 1.25A (15W) | |||||
PD9V 1.7A (15W) | |||||
QC12V 1.25A (15W) | 12.07 | 33.57 | 2781 | 2:10:18 | |
QC9V 1.7A (15W) | 9.02 | 33.66 | 3734 | 2:08:18 | |
QC5V 2.7A (14W) | 5.09 | 34.90 | 6861 | 2:36:00 | |
充電入力 [VA] | 平均電圧 [V] | 電力量 [Wh] | 容量 [mAh] | 満充電時間 [h:m:s] | 80%充電時間 [h:m:s] |
PD9V 1.6A (15W) | 9.00 | 46.77 | 5192 | 4:02:30 | 2:51:30 |
Micro-B 5V 2A (10W) | 5.06 | 46.05 | 9101 | 5:59:40 | 4:28:00 |
PD,QCとも18Wでの出力が出来ず実負荷での計測が不可能です
QC急速充電時の電圧を監視して変動追従出来る機器にて計測しました(モバイルバッテリーです)
空から満充電までの時間は説明書等の記載通り約4時間です
10000mAhクラスの物としては充電時間が掛かりすぎですが…後に理由がわかります
約3時間で80%まで充電されています
早く急ぐ時は3時間で十分な量が蓄電されています
入出力電圧別の効率について
蓄電量は記載の36WhとしてUSB-A側で変換率を出します
入出力 [VA] | 充電入力効率 [%] | USB出力効率 [%] |
---|---|---|
12V 1.25A (15W) | 93.3 | |
9V 1.7A (15W) | 77.0 | 93.5 |
5V 2.7A (14W) | 96.9 | |
5V 2A (10W) | 78.2 |
入力効率がかなり悪いです
出力効率もかなり良すぎです
恐らく容量詐称ですが記載より内蔵容量が多いです
入出力効率から逆算すると10~15%多いと思われます
仮定の数値を41.4Whで見ると5Vでの効率は入力89.9%出力%84.3になります
多い場合は記載より出力出来るから良いという本や記事を見ます
多くてもダメですからね
ここから他所では書かれていない?ウチのウリの部分
ここから記載する事はまったく問題にならない可能性があります
私の所有する個体自体の問題や不具合又は故障の可能性もあります
参考程度に読んでください
内蔵容量が記載よりも多い
情報誌は電気の事きちんとわかって書いていない人もいます
あまり鵜呑みにせず使えるか使えないかで判断するのが良い物を見つける近道です
残念な事に容量記載を少なく表記するようになったのは我々使用者の計測間違いが元になっています
電気の事を全く分かっていない人たちが5VのUSBテスターで計測した積算電流量のみで比較するおかしな人たちを誤魔化す為に生み出された容量詐称の典型機です
良く見ると思いますがテンプレを記載しておきます
なんかよくわかりませんが記載の6割出れば良い方らしいです
コレは7割程度出ているので効率が良く長く使えます
よく見ますよね?
わかっていない人たちは何故かモバイルバッテリーの蓄電入力の計測をしません
簡単に騙せて多く出力出来るという良いレビューを書いてもらえるイカした設計です
私も色んなブログや記事を見ますが入力効率を書いてある記事は滅多に見ません
特に見やすい記事やYoutubeでは入力効率は今の所書いてある物には出会ってはいません
容量が多い欠点はモバイルバッテリー本体の充電時間が長くなります
Origin Airの同クラスの他のモバイルバッテリーは3時間30分で充電が終わるのが普通です
1割容量が増えると充電時間も1割増えます
3時間30分とした場合1割の時間は21分にもなります
Origin Airは10~15%程容量が多いと思われるので充電時間も約20~30分長くなります
他の機種での標準充電時間の3時間30分より30分も遅い約4時間となっています
統括
2000円以下の物は色んな意味で変わったものがありますね
そもそもモバイル用途で静止して使うワイヤレス充電は必要ないと思います
ワイヤレスモバイルバッテリーにバンドゴムでスマートフォンを縛り付ける人がいましたが手間掛かって面倒じゃないですかね?
ケーブルで繋いだ方が充電も速いです
ほとんどの機種では充電端子が壊れる前にスマートフォンの内蔵バッテリーがダメになります
ワイヤレスで端子保護以外は意味ないと思います
多分引き続き探してます…続く
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