最近まで販売されていたモバイルバッテリーと入れ替わる様に登場?したようです
いつ頃切り替わったのかはわかりませんが容量が増えた様です
目次
1.仕様
2.サイズや重さ
3.本体表記部分
4.デザイン等
5.入出力端子部分
6.入出力の実効値
7.おまけ
価格は税込み550円
以前まで販売されていた機種と同じくE Coreが製造元と説明書に書かれていました
製造元?というのが適切ではない気もしますが(輸入元じゃないかな?)
高いか安いかはレビューを見て皆さんで判断お願いします
私は同格の中では安いと思います
※同形状のLINE クリエイター仕様のモバイルバッテリーも確認しましたがP206で同仕様です
仕様
型番 | P206 |
---|---|
内蔵バッテリー | 3.7V 4000mAh(14.8Wh) |
充電入力電圧/電流 | DC5.0V / 最大1A |
USB出力電圧/電流 | DC5.0V / 最大1A |
充電時間 | 約5時間 |
外寸 | 93×64×15mm |
質量 | 105g |
付属品 | Micro USBケーブル |
PSEマークあり?E Core株式会社
記事内ではP206と呼称します
サイズや重さ
衣類のポケット等に入れて使えるサイズで重量も軽いです
右がPPB050左がP206でほぼ同寸です
PPB050は私が気に入って使っているモバイルバッテリーです
記事書いてます良かったら見てやってください
前型とのサイズ比較
前型とのサイズ比較
右が前型のC3A左が今回のP206です
前型と大きさを比べると小さくはなりましたが厚さが増えています
本体表記部分
P206は5V 1Aで出力した時の定格容量は2480mAhと表記されています
4000mA出ないと騒ぐなんちゃってレビュワーを黙らせるために最近はこの記載が当たり前になりました
デザイン等
残量確認ランプの押しボタンスイッチは横側にあります
1回ボタンを押すと残量ランプが点灯します
2回連続で押すと表示が消えます
残量表示の面の裏側には入出力端子の表示と仕様表記があります
入出力端子部分
左側がUSB出力になります
USB出力はUSB DCP(1.5A)規格に対応しています
実際に負荷をかけてみると1.3A程度まで正常に出力できました
現行のスマートフォン等でもギリギリ使える電流値です
入出力の実効値
出力負荷 [VA] | 平均電圧 [V] | 電力量 [Wh] | 容量 [mAh] | 出力時間 [h:m:s] | |
---|---|---|---|---|---|
5V 1.2A (6W) | 4.98 | 10.69 | 2146 | 1:43:00 | |
5V 0.9A (4.5W) | 4.97 | 13.18 | 2654 | 2:56:42 | |
充電入力 [VA] | 平均電圧 [V] | 電力量 [Wh] | 容量 [mAh] | 満充電時間 [h:m:s] | 80%充電時間 [h:m:s] |
5V 1A (5W) | 5.11 | 18.94 | 3709 | 4:04:36 | 2:50:00 |
容量計測は本体表記の5V 0.9Aでの計測値で計算します
P206の蓄電量は14.8Whで変換率は
出力 89.1%
入力 78.1%
効率は至って普通です
P206は5V 1Aで出力した時の定格容量は2480mAhと表記されています
5V 0.9Aで出力した場合は2654と記載の出力が出ていました
スマートフォン等で使う場合には5V 1.3A程度の出力での使用になります
実使用の実効値は5V 1.2A出力の値になります
P206の充電は最速で4時間程度と表記の5時間よりかなり速く終わります
急ぐなら80%までの充電で3時間程度でも十分蓄電されています
※参考に前型C3Aの実効値も載せておきます
出力負荷 [VA] | 平均電圧 [V] | 電力量 [Wh] | 容量 [mAh] | 出力時間 [h:m:s] | |
---|---|---|---|---|---|
5V 0.9A (4.5W) | 5.00 | 9.89 | 2000 | 2:07:42 | |
充電入力 [VA] | 平均電圧 [V] | 電力量 [Wh] | 容量 [mAh] | 満充電時間 [h:m:s] | 80%充電時間 [h:m:s] |
5V 1A (5W) | 5.13 | 14.82 | 2888 | 4:32:36 | 2:48:30 |
前型C3Aは容量3000mAhに対して充電時間は約4時間30分程度かかっていました
P206は容量が33%増えています
満充電までの充電時間も13%程速くなっていました
ここから他所では書かれていない?ウチのウリの部分
残量表示はUSB出力時のみ当てになる
残量表示ですが充電時と無負荷時の状態ではズレがあります
充電時(無負荷時)と放電時の残量表示と実際の残量は以下の通りです
残量表示の数 | 充電時 累計電流量 [mAh] | 充電時 蓄電量 [%] | 放電時 残量 [mAh] | 放電時出力可能 残量 [%] |
---|---|---|---|---|
1(0~25%) | 0~600 | 0~16 | 654~0 | 25~0 |
2(25~50%) | 601~900 | 16~24 | 1053~654 | 40~25 |
3(約50~75%) | 901~1600 | 24~43 | 1754~1054 | 66~40 |
4(約75~100%) | 1600~3700 | 43~100 | 2650~1755 | 100~66 |
説明書には3.4表示のみ約と記載されているのでそのまま写しで記載しました
充電時は残量表示のもっとも多い部分の表示のみ点滅します
充電時(無負荷時)は点灯数が約1つ分違いました
4つ目が点滅していてもまだ容量の約半分程度しか入っていません
残量確認時も4つ点灯しているので表示が2つ以下ではほぼ空で残量はありません
統括
前型は現行のスマートフォンでは使えるレベルではありませんでした
今回のP206はギリギリ使えるレベルになっています
常用は厳しいですが緊急時用では十分使えるようになっています
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