Energizer PPS240W01の破格を見ましたが購入見送り
同型と思われるCTECHi GT200を見ていたところ新型GT300が発売
勢いで注文しました
※クイックチャージはQCと略します
USB Power DeliveryはUSB-PDと略します
小型のポータブル電源でリン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用ポータブル電源が多く出て来ました
最近は正弦波出力の物が安く手に入る様になりました
前回紹介した物が丸型で無駄にスペースを取る体験からやはり四角い物が良いと思いました
蓄電は100Wらしいので早速注文しました
販売価格はAmazonにて26800円で販売されています
稀に8000円オフをやっているのを見たのでタイミングが合えば19000円程度になります
要約すると
△残量表記が実際の残量とあっていない場合がある
△AC出力は119Vほどあり場合によっては動かない物がある
△内部冷却ファンがうるさい
×蓄電は表記と違い60Wで蓄電時間が遅い
目次
赤文字部分は実機を調べて多少違った所です
仕様
型番 | GT300 |
---|---|
内蔵バッテリー | 299Wh,96Ah 3.2V リン酸鉄リチウムイオンバッテリー |
充電入力電圧/電流 | DC 12-26V 60W MAX |
出力電圧/電流 | AC 110V×2 300W(瞬間最大450W) USB-A DC5V/3A,9V/2.5A,12V/2A USB-C PD3.0 DC 5V,9V,12V,15V/3A 20V/2.25A 45W 車載仕様電源ポート 120W 12V/10A |
充電時間 | 約5.5時間(付属15V/4A 60Wアダプター使用時) |
外寸 | 260 x 160 x170mm |
質量 | 4.3Kg(実測 4.3Kg) |
付属品 | 本体充電ACアダプター,USB-Cケーブル,MC4-DC5525ケーブル,自動車用アクセサリーソケット-DC5525ケーブル,コード類用ポーチ,マニュアル |
赤文字部分は実機を調べて多少違った所です
記事内ではGT300と呼称します
出力表記は細かく記載されています
GT300のバッテリー容量は299Wh(3.3V 93.6Ah)らしいです
色は黒では無くグレーで角ばったデザインです
LED表示部分は小さく見づらいです
入出力端子部分
出力は全部で6か所あります
正面には照明,USB出力,AC出力,DC電源蓄電入力があります
スイッチ操作は左側が照明です
中心部のスイッチはUSB出力の電源スイッチになります
右側はAC出力スイッチになっています
各スイッチは3秒程度長押しでONになります
右側面にはカーアクセサリーソケット出力があります
ポータブル電源蓄電時はDCインプットに付属のアダプターを接続して充電します
残量表示は入出力中は常時表示となっています
DCインプットはソーラー等の入力にも対応で入力電圧は26Vまでとなっています
USB-C端子はUSB-PD出力対応で最大20V2.25Aの45Wまでとなっています
USB-CとUSB-Aの対応規格は以下の通りです
100W入力ではと思い問い合わせましたが蓄電は60Wが最大になります
ソーラー100Wと表記がありますが対応するパネルが100Wという意味との事です
向かって右側面がAC出力ですが50/60Hz切り替えの機能があります
AC出力は110V仕様ですが実機では119V60Hz出力と高めの電圧でした
切り替え方法はAC出力ONでFreq.Setの横の穴に細いピンを入れてスイッチを押すと切り替わります
出力は最大300W出力に対応
入出力の実効値
出力はUSB-C端子側とAC110Vの出力を計測
USB-C端子側はUSB-PDの20V3A出力にて60Wと記載
AC110Vは150W出力で計測
付属のアダプターDC15V入力にて充電すると約60W充電になり空から満充電までの時間は約5.5時間です
AC出力では8割程度の変換効率で大体240Wh程度が使える様です
充電効率は大体9割程度の様です
私の所有する個体自体の問題や不具合又は故障の可能性もあります
参考程度に読んでください
出力負荷 [VA] | 平均電圧 [V] | 電力量 [Wh] | 容量 [mAh] | 出力時間 [h:m:s] | |
---|---|---|---|---|---|
PD20V 2.25A (45W) | 20.0 | 274 | 13684 | 5:59:00 | |
AC119V 60Hz (150W) | 119 | 240 | 1:39:00 | ||
AC112V 50Hz (150W) | 112 | 230 | 1:40:00 | ||
充電入力 [VA] | 平均電圧 [V] | 電力量 [Wh] | 容量 [mAh] | 満充電時間 [h:m:s] | 80%充電時間 [h:m:s] |
DC20V 3A 60W | 19.8 | 317.4 | 16026 | 5:25:10 | 4:18:00 |
DC15V 4A 60W | 15.1 | 318.1 | 21110 | 5:32:30 | 4:05:00 |
DC12V 3.5A 42W | 12.3 | 324.9 | 26491 | 7:16:20 | 6:10:00 |
付属のアダプターDC15V入力にて充電すると約60W充電になり空から満充電までの時間は約5.5時間です
自動車のアクセサリーソケットでの蓄電ではMPPTチャージャーコントローラーが悪い意味で働いてしまい60Wでの入力にならない車種があります
AC出力は50Hzの場合は実効値が110Vに近い電圧が出ていました
日本国内で使うなら50Hzで使う方が電圧による誤動作が少なくなります
入出力電圧別の効率について
蓄電量は299Whとして変換率を出します
蓄電量は299Whとして変換率を出します
入出力 [VA] | 充電入力効率 [%] | 出力効率 [%] |
---|---|---|
PD20V 3A (60W) | 94.2 | 91.6 |
AC110V | 80.3 |
AC出力では8割程度の変換効率で大体240Wh程度が使える様です
充電効率は大体9割程度の様です
ここから他所では書かれていない?ウチのウリの部分
ここから記載する事はまったく問題にならない可能性があります
私の所有する個体自体の問題や不具合又は故障の可能性もあります
参考程度に読んでください
モータやトランスを使用しているAC機器では稀に動かない物がある
AC-DCコンバーターを使ってみた所約180W出力以上になるとAC出力電圧が何故か60V~100Vの間で電圧が可変してしまい出力が停止することがありました
本来300Wまでなら動くはずですが謎の誤動作が起きました
ポータブルストーブ等電熱線のものでは300Wまで問題なく動きました
事前にポータブル電源で使う電化製品が実際に動作するか確認してから使用する必要があります
AC出力の電圧が高すぎて動かない機器がある
初期設定の60Hz時の出力電圧は実機で119Vでした
50Hzに切り替えると112Vに実効値が下がりました
50Hzの方が電圧が日本のAC電源規格に近く60Hzの時に動かない物も動くようになりました
50Hzへの切り替えおすすめです
AC出力時等高負荷時に内部を冷却するファンの音がかなり大きいです
負荷に応じてファンは間欠動作します
200W程度の出力ではほぼファンが回っており就寝時に廻ると目が覚める音量です
統括
慣れれば意外と使いやすいです
小型高出力と価格が条件に入れば購入しても良いかと思います
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