ポータブル電源の補助電源を製作してみる

  2021年秋頃にキャンプへEcoFlow R600PROを持っていきました
 …が微妙に容量が足りずキャンプ撤収4時間前に電化製品が使えなくなりました
 微妙に足りない分を補うために補助バッテリーを作ることにしました

 私が使っているポータブル電源はEcoFlow R600PROになります
 キックスターター専用モデルでRIVER PROとの主な違いは容量と内蔵されている電池の種類が異なります

 キックスターターバージョン専用のR600PRO容量は768Whです
 専用のエクストラバッテリーをつなぐと1536Wh追加になり2304Whの容量に拡張することができます

 問題はキックスターターバージョンのエクストラバッテリーはセット販売のみらしく後から購入は不可能の様です
 RIVER PROとは電源電圧等の違いによりエクストラバッテリーは互換性が無い様です

 極端に足りない訳ではないので大型機への買い替えは考えません
 あくまで足りない分をどうするか考えてみました

補足

 製品版のEcoFlowのRIVERとRIVER PROには蓄電容量が追加できるエクストラバッテリーが設定されています
 まずはエクストラバッテリーの購入をおすすめします

 RIVERの容量は288Whですが専用のエクストラバッテリーをつなぐと288Wh追加になり576Whの容量に拡張することができます(RIVER MAXになります)

 RIVER PROの容量は720Whですが専用のエクストラバッテリーをつなぐと720Wh追加になり1440Whの容量に拡張することができます

ポータブル電源を追加購入する(簡単&素人でも出来る)

 2台体制にすれば2台分の容量分を使えるので不足分は解決します
 RIVERシリーズは重量も軽いので持ち運びも楽です

 RIVERなら288Whで約4万円
 RIVER MAXなら576Whで約6.4万円
 RIVER PROなら720Whで約8万円

 選択肢としては悪くないと思いますが…つまらない

 安いポータブル電源を調べてみる500Whで約4万円程度と案外安いので2台体制は良いと思います

ポータブル電源を追加充電しながら使う(やや面倒&工作スキルが必要)

 持ち運びが出来るバッテリーや発電機等を用意してポータブル電源を充電しながら使う方法です

 発電機は騒音問題が付いて回りますが災害時等電源が確保できない場合は有効な手段になります
 ソーラーパネルによる充電は騒音は無いですが天気に左右されてしまいメインとしては使えません

 キャンプ等では夜間の使用は難しいのでキャンプや車中泊ならバッテリーの容量を増やすで一択です
 高密度ならリチウムイオンバッテリー又はリン酸鉄リチウムイオンバッテリー 
 重いが手堅くいくなら鉛バッテリー等
 システム等を考えて仮定してみました

 ①電源用リン酸鉄リチウムイオンバッテリー

 AmpereTime APT-50AH 重量は6kg位

 600Wh(12V50Ah) 約2.6万円
 電源取出し配線等 約3000円~
 リン酸鉄用充電器 3000円~2万円

 必要なら
 12V→24Vへの変換器等 約5000円

 初期費用は3.5万円~

 ②自動車用鉛バッテリー(12V)

 重量は最小で8kg位~
 耐久性は無いので安く手に入るB19サイズ等で持ち運びを考え15kg程度まで

 Panasonic caos 60B19 約10kg
 期待値180Wh(12V15Ah) 約8000円

 廃棄バッテリーがあれば代用可ですが…劣化で容量は期待できません
 電源取出し機器等 約4000円~
 自動車バッテリー充電器 5000円
 
 初期費用は1.7万円~

 製作にあたって

 電工ペンチと半田ごては必須になります
 私が使っている物を載せておきます


 EcoFlowのRIVERシリーズのDC入力はXT60コネクターになります
 他社のポータブル電源でも使える物ですがコネクターはそれぞれのポータブル電源にあうコネクターを用意してください


 次回は①の製作になります

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